「ありがとうございました」の一言で、いろんな苦労も一瞬で消え、教師になってよかったと思う

卒業式

 化学の授業を担当していたある生徒たち

 「先生、今までありがとうございました。」

自分たちが卒業するというのに、私にコルクボードにメッセージカードを張り付けて、レースなどでデコレーションしてくれたものをプレゼントしてくれました。かわいい生徒たちです。この手作り感がたまりません。

 私のことを「姉さん」「紅イモ」などで呼んでいましたね。なぜ紅イモかというと、私が赤紫色のノースフェイスのダウンジャケットを毎日着ていたからなんです。とは言っても紅イモより、姉さんのほうがよく呼ばれていましたね。

 少人数制の授業だったので、特別教室で授業をしていました。あまりにも姉さんというので、この場所限定で授業時間以外なら目をつむりましょう。というと、みんな笑顔で「はーい」と言って、次の日、教室横の廊下で「姉さん!」と呼んでくれましたよ(とほほ)

 おいおい。。。私がこらー!と追いかけると、キャーと言いながら逃げていくというお決まりのルーティーン。楽しい日々でした。周りの生徒は、また、〇(←私)から追いかけられてるよーなんて思われながら・・・

 彼女たちは、化学のお勉強は得意ではなかったようですが、一生懸命に授業を聞く姿勢は好感が持てました。素直で愛嬌がある彼女たちは最高だ!

 今後の彼女たちに幸あれ!

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